現状
日本で暮らす40万人超の技能実習生・特定技能
最も受入人数の多いベトナム
近年、日本の働き手は減少傾向にあり、代わりとなる労働者として40万人超もの技能実習生・特定技能が日本を訪れています。その中で、日本における技能実習生の受入人数が最も多い国はベトナムです。
平成29年末 在留資格「技能実習」
総在留外国人国籍別構成比(%)
日本における
技能実習生・特定技能が
直面している課題
労働環境の問題
給与と待遇
言語の壁
法的サポートの不足
社会的孤立
仲介業者による搾取
失踪や強制帰国に至る
技能実習生・特定技能も少なくない
夢を持って日本に訪れた技能実習生・特定技能が、過酷な労働環境・賃金の未払い・不当な残業など企業からの不当な扱いを受けることがあります。技能実習生・特定技能の若者たちのうち、年間1万人も失踪していたり、自ら死を選んだりするなどの状態に陥ってしまうことが年々増加しています。
職場から姿を消す
技能実習生が増加
(出所)出入国在留管理庁
こういった背景には、就労先に問題があっても転職が簡単にできず、失踪や強制帰国を選ばざるを得ない現状があります。失踪した者は、不法就労をしているケースも多く見受けられます。
日本の就労先で課題を抱える
技能実習生・特定技能
簡単に転職できない
技能実習生・特定技能の職種要件に合わせ、監理団体との調整など複雑な対応が必要になる。そのため、雇い入れ企業側が強制帰国判断をおこなうケースも多く見られる。
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失踪
不法就労
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強制帰国
夢を追って日本で奔走するベトナム人が
働き続けたいと思える日本へ
日越ともいき支援会は、ベトナム人の若者に対する生活支援事業と、日本の人々や行政に対する普及啓発事業を行っています。これらの事業を通して、ベトナム人と日本人の双方がお互いの立場を理解し合い、学び合う機会を創出することで、ともにいきる社会に繋がると考えています。